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あひるさんからTEAM-NACSのメンバーを使って・・ リクエスト コメントをいただいたのだが、認識できるメンバーが大泉
それでも、大泉洋と和興、と言う取り合わせならコレだろう
孫悟空・・・大泉洋
沙悟浄・・・高橋和興
猪八戒・・・伊集院光
三蔵法師・・・假屋崎省吾
天竺を目指して旅を続ける三蔵法師一行。
しかしながら、いつも事件に巻き込まれているわけではない。
ただひたすら次の町を目指し、一行は進み続けるだけの日々もある。
今日は、そんな時の一行の様子をのぞいてみよう。
「悟浄、次の町まで後どれくらいかしらね?」白馬の上から愁眉とも
「俺が一っ飛びしてどれくらいか見てきてやろうか?」
きん斗雲を持っている悟空が気を利かせるが、三蔵法師は返事をしな
「ねぇ、師匠!お師匠さんってば!」
悟空がなおもしつこく三蔵法師に呼びかけると「うるさいわね
「な・・・なんで・・・これか?この天然パーマがいけないのか
涙目で悟浄をみつめる悟空。
「禿って言うな!河童が髪の毛ふさふさだったらその方がイヤだろう
「だって・・・お前の場合、後頭部じゃなくて前頭部が禿げてるじゃ
「ダメ!それ、言っちゃダメ!俺のは額が広いだけだって!」
悟空の言葉に悟浄も涙目。
そこへ、しこしことなにやら計算していた八戒が口を開いた。
「お師匠様、次の町へはあと2日と半日で着くようです」
「あぁそう。ありがとう、八戒」
八戒に礼を言う三蔵法師にまた悟空がキレる。
「なんで八戒とは口利くんだよ!?天パよりデブの方がきれいだって
わめく悟空に眉をしかめながら三蔵法師が答える。
「私は知識のあるものも好きなのよ」
「・・・俺は、俺は馬鹿だって言うのか?天然パーマというだけで
一番弟子のはずなのに、誰よりも粗末に扱われる自分の待遇に理不尽
「あーあ、行っちゃった・・・」
空を見上げる悟浄に八戒が話しかける。
「悟空も、最初にお師匠様に出会ったからって、弟子の中で一番偉い
「それにしても、あそこまで天然パーマを気にするかねぇ?」
「誰にでもコンプレックスというものはあるって」
妙に悟った八戒の言葉に悟浄が頷く。
と、突然目の前の地面が盛り上がり、裂けたかと思うと
「出たな!」
三蔵法師の前で構える八戒と悟浄。
そこへ「俺の出番だろ?」と空から悟空が帰ってきた。
如意棒で怪物に襲い掛かる悟空。
その隙に三蔵法師を非難させる悟浄。
・・・悟浄も白馬に乗せ、その背にうっとりとしがみつく三蔵法師。
戦いの場から少し離れる八戒。
「おりゃー!おめえの方が毛むくじゃらじゃねぇか!」
・・・よほど天然パーマが気に入らないらしい悟空がめったやたらと
激しい戦いが続く中、八戒は高見の見物をしている。
「おい!八戒!何やってんの!?お前も手伝えって!」
「君にはそういうストレス発散が必要かな、と思って」
「ストレス発散も何も、もう、息切れしてんだよ!見て分かれよ!」
「ふぅん、もういいんだ。じゃ、ちょっと代わって」
何やら食べていた八戒が怪物の前に立ち、はぁーっと怪物に息を吹き
途端におとなしくなる怪物。
「何?何?どうなっちゃってんの?」
悟空はあっけにとられて怪物と八戒とを見比べている。
「この土蜘蛛はアルコールに弱くてね、発酵した梨を食べて
八戒が悟空になんでもないことのように説明していると
「八戒!梨、足りたか?」
「おう!この前の町で酒が手に入れられなかった時はどうしようかと
「さすが八戒よね。修行の身でお酒はご法度よ、って言ったら
「お師匠様に指摘された時は少し悩みましたけどね
「おかげでお師匠様を守ることもできたし、作戦通りうまくいってよ
悟浄の言葉に愕然とする悟空。
「作戦・・・?って、こうなることを知ってたのか、あんた達!?
「いや、だって、お師匠様がお前とは話したくないって言うから・
申し訳なさそうな悟浄の言葉に、またもや涙する悟空だった・・・
・・・って、大泉洋に主役持ってかれて、和興のいいとこ全然ないし!!!