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MLB、マリナーズのイチロー選手が映画「ラスト・サムライ
確かに、古畑任三郎に出演した時のイチローの演技は
しかし、彼は野球選手であり、役者ではない。
ところで、野球選手というのはイチローに限らず、実は結構演技力が
昨日の中日vs広島戦をご覧になった方は少ないと思うが
延長10回表。広島・マルテ投手の投じた球が中日
頭を低くして球をよけた井端選手だったが、直後に「ボキッ
そのままベンチ裏まで駆け込むという、前代未聞の痛がりように
当然、中日・落合監督はベンチから出て審判に「マルテ投手危険球
普段はポーカーフェイスの落合監督があれほど怒ることも珍しい・
が。
結局、井端選手はその後、普通に試合に出続けた・・・
スロー再生でよく見ると、井端選手がよけた球は井端選手の肩近くを
え?それって・・・ファール?
じゃ、みんながめちゃくちゃ心配した井端選手のあの痛がりようは何
しかし、タブン、違う。
てこの原理で、球の当たったバッドが跳ねて右手に当たったのが痛か
・・・井端選手は痛がりなのだ。
ここで思い返すと、井端選手がすごい勢いでベンチ裏に駆け込んだに
そう。監督だけは分かっていたのだ。
井端選手の怪我がたいしたことはないと・・・
もちろん、マルテ投手の投じた球はたまたま井端選手の頭部に当たら
しかし、井端選手の怪我がたいしたことではないということだけでな
(判定はデッドボールなので、正式な結果はファールではなく
となると、落合監督こそ、すばらしい演技力の持ち主ではないだろう
と、昨日にも増して前置きが長くなったが、それでは
野球選手や監督にも演技力が必要とされる場面はある。
しかし、それは「選手」の役であり、「監督」の役である。
「自分の役割を演じている」のであり、他の誰かになるわけではない。
しかし、役者は違う。
「自分ではない他者」になることを求められるのだ。
和興は疾風翔役でブレイクしたが、その後、フラッシュマンのミラン
もちろん、ジャンパーソンのジョージ真壁役も、真
そして、それらの役の中に高橋和興という個人と似た部分があったと
それが、役者である、ということだと思う。
さらに、演じていると言うことを思わせず、また、そこに圧倒的な存
・・・と、素人の演技と役者の演技の違いを素人(私
こんな単純な一言で終わらせたら詰まらないんですが・・・
大体の役者さんは、演じれる範囲っていうのが決まってしまっているというか、とても狭くて、自分自身のキャラクターから遠い役を演じるときは、役を自分の方に近づける方法をとっていると思います。要は、自分がやりやすいようにやっているだけで、台本通り忠実にやっていないということです。その方法だと、役に具体性がなく、抽象的すぎて、本を書いた人の意図していることも、その人物の人柄や生き方も伝わらないので、観ていて面白くありません。
高橋さんは、全くその逆で、自分が役に近づく方法で、役作りされているとおもいます。演じる人物に、自分と遠いものがあったとしても、それを何とか理解しようとしたり、自分の内面を見つめて、その人物に近い部分や似た部分を探してみたり・・・そういうことを繰り返して、何度も台本を読み返して、細かいところまで隙がないように詰めていく、台本に書かれてないことまで創作する・・というかなりめんどくさい作業を、繰り返していないと、あの芝居はできないと思いますよ。
だから、演技に対するプロ意識は、徹底してると思います。
だから、いろんな役を演じて欲しい!!
「あぁ、こんな役もできるんだ」「え?これ、高橋さん?」って新鮮な驚きを与え続けて欲しいのです!
我ながら、我侭なファンですねぇ・・・